『許す』のステップ!

自分のルールを誰かが破ると『怒り』が起こる。

そして、自分のルールを自分で破ると『罪悪感』を感じる。

そのルールは過去に何かの出来事が起こった時に、

これから同じ事が起こらないようにと、心を防御するために作られる。

まあ。心のアレルギー反応みたいなものだ。

さて、本題!

「そのルールは何のためにあるのか? 」

そのルールが、自分をゴキゲンにも、不機嫌にもする。

どっちの多い人生を生きたいか?

それが質問だ。

そしてご機嫌な人生を生きると決めるなら、

自分を不機嫌にしてしまいがちな、

自分は正しいけれど、不愉快になるルールを変えてしまおう。

ルールを見直した瞬間に怒りは消える。

ただし、長時間怒りを言語とフォーカスで感じていると、体が反応してしまう。
その時は、脳の中で最も活性化している感覚部分をスイッチして、
たとえば視覚なのか、聴覚なのか、体感覚なのか、を切り替える!
体の反応を変える!

基本的に嬉しそうな顔をして、手を挙げて飛び上がりながらやった~ばんざ~いと
10分もやっていると、体は同じ感情を保てなくなってくる!

人生の質は感情の使い方の質!

『許す』ためには、

『自分が絶対に相手より正しい!』という前提を持っている事を認識する。

そして自分が絶対に正しい!という事はかなり確率が低く、冷静になって、
単に自分のルールの世界の中でのみ、そんな思い込みが成立すると気がつく。

もしかしたら、その状況で、
相手は、その時生き残るための少ない選択肢からその行動をしたと仮定する

一度「あなたは知らないが相手はその行動をしなければ愛する人が死んでしまうと思い込んでいた。」
と仮定してみて、
相手が本当はすごく困っていたけれど、それをおくびにもださなかったんだ。

というストーリーを頭の中でイメージしてみよう。

(ガンダムわかる人のみ)
そうすると、もしかしてザビ家も単なる悪役ではなく、ザビにも彼ららしい理由があった事を理解できるかもしれない。

みんな、僕らのうかがい知れない、何かの理由があって、
その人生の選択を生きている!

だからあなたにもできるのは、

相手を許せないという気持ちから自分を解放してあげる事。

多分相手は、もうそんな事を覚えていないなんて事もあるかもしれない。

全ては、あなたと、過去の相手の過去の出来事への意味づけのみだ。

相手を許せないという牢獄状態にいる自分の心を解放してあげよう。

相手はすでにどうでもいい、

相手を許せないという正義、正しさから自分を解放してあげよう。

正義や正しさは、あなたの心の牢獄かもしれないから。

クリス岡崎