クリス岡崎 ライフトーク

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長期間にわたる世界の注目を浴びながら、ついにドナル・トランプ氏がアメリカ大統領となった。

色々な評価は聞いてきているが、実際にこれからのアメリカや世界、日本はどう変わっていくのだろう。

 

 

15年前

僕は絶望していた。

ある身近なティーンエイジャーが

 

大人になる事に希望を見いだせない

という理由で自殺したのだ。

その事件はあまりにも僕の身近な輪の中で起こり、

僕の日常の感情はまるで世界が歪み始めたように感じた。

自殺した少年の最後の言葉を伝え聞いた時に、彼の心の痛みが、僕の胸の中に流れ込んできたように感じた。

心の中に暗い洞窟の中でもがくような苦しさと、希望の光がすべて閉ざされ、闇の奥深くに落ちていくような絶望感を感じた。

 

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それは、きっとあまりにも身近な人達からの経験だったのだ。僕の心は雑巾を絞り上げられるようにキリキリと痛み、感覚や感情を遮断しないと苦しすぎて息もできないような状態だった。

その命のやりとりのような極限の中で、

僕は

「大人達に絶望し命を立つような若者がこの国にあふれるような事だけは、絶対に僕が止める!俺の息子や娘、家族の命は俺が守る!」

そう決意した。

その後、僕は中高生達の自殺を防ぐような活動をする人たちに出会ってきたのだが、その人たちに出会うたび、僕は何かしらの違和感を感じていた。

心の問題なのに、制度や仕組みばかり考えている。

もちろんそれは大事だと思うけれど、そこに関わる大人達の目に、

「若者がワクワクするような情熱や希望」に

欠けているように見えてしまったのだ。

そう、大人たちも疲れてしまっていたのだ。

そう考えている時に僕は思った。

 

子供達は別の国で育てないと

 

「この国は美しく完成度の高い安全と平和の国であるが老いてしまった。

若者が育つにふさわしい、洗練されてなくても、

若く未来の希望にあふれた国に行こう!」

そんな時、ある人が僕に

「若者達に生きる事や人生の素晴らしさを伝えたいのなら、アメリカに世界一すごい人がいるよ。会っておいで。」

と教えられた。

それがアンソニー・ロビンズ。

僕は、ひとりでアメリカに行き、アンソニーのセミナーに参加し人生が激変するような衝撃を受けた。

 

こんな大人がいるなら、そして周りの大人に

生命と生きる事の素晴らしさを伝染させられる

こんなすごい人がいるなら、こんな技術があるなら

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日本に希望を失ってなんていられない!

僕には、簡単に希望を捨てられない理由がある!

 

それから僕は、アンソニーロビンズから学び、

「人の人生が変わる多くの瞬間に立会い、奇跡を目撃し、アンソニーから体系的に直接的に様々なスキルを学び」また他国からの参加者達にもそのスキルを教え訓練した。

そして日本に戻ってからは、多くの人にこのスキルを伝え、沢山の日本人の人生が変わるのを見てきた。

今は仲間達や、日本中の多くの弟子たちにも囲まれ、

 

「生きる事の素晴らしさと喜び、問題や障害にも果敢に挑戦しワクワクしながら生きる、若者が見て、キラキラ輝く憧れられるような仲間達を増やす。」

というミッションに邁進してきた。

 

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僕が絶望していた時にアメリカに渡り、アメリカ人であるアンソニーから学んだ。

そしてアンソニーから託されたスキルとミッションによって、現実的に目の前で沢山の日本人に自信と希望と行動力を与え、少しずつでも世界が変わるのを目撃してきた。

だから、トランプ大統領の誕生の影響による、

これからのアメリカと日本の関係についてとても気になっているのだ。アメリカと日本のTOMODACHIの関係を悪いものにしてほしくない。

 

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11月16日にイベントがある。

http://prsai.com/koizumisan/charity/

トモダチ作戦 「オペレーションTOMODACHI」

福島が被災された時、アメリカ海軍、海兵隊、空軍が震災直後、まだ日本の行政さえ混乱の中直ちに現地に救援に向かい、衣類、寝具、玩具から食料まで、迅速な救助及び支援・救援、捜索活動を実施し混乱の中、士気高くためらう事なく、日本の被災者達に手を差し伸べた。

 

2001年9月11日にアメリカ同時多発テロの発生時、

日本の消防救助達が迅速な救助に駆けつけた。

だから、この作戦は

「今回は我々が日本の災害にトモダチとして恩返しをする。」という志を込めて実施された

「トモダチの絆を表すために実施した行動であり、

それこそが「TOMODACHI」と名付けられた救助作戦だったのだ。

 

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しかし、その「トモダチ作戦」の志の中、

日本人支援にかかわった救助部隊のメンバー達が、

その後被爆からの後遺症に非常に苦しんでいる

という事を知った小泉元首相が、

福島の救援活動にかかわったトモダチである、

アメリカ人兵士たちのために、立ち上がった。

僕は、とても身近な人が福島の救援活動に関わっていた事もあって、

一瞬にして

「日常世界がまるで悪夢のような暗黒世界に飲み込まれるような現実」

に放り出された人々にとって、

 

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救いのない不安と恐怖に震える手に差し伸べられた手がいかにまるで天使たちの輝きのように見えたであろう事、それを考えると今も目頭が熱くなる。

その時、苦しんでいた日本人達に手を差し伸べてくれたアメリカ兵たちへの感謝の気持ちは本当に大きい。

もちろん僕の知ってる事が全てではないだろうし、世界はもっと複雑な事情がある事は知ってる。

でもアンソニーに出会い、日本のティーンエイジャーの命を救いたいという思い一つに生きたこの12年間。

日本の大人たちに自信と生きていくワクワク感や成長の喜びを伝えたい、という強い気持ちと執念で活動してきた僕にとっては、

 

目の前に心も体も傷つき、精魂尽き果てた人間がいて、

そこに手を差し伸べてくれたアメリカの兵士たちの実話は

心が震えるものだった。

 

僕は思うのだ。目の前に、今助けを必要としている人がいるなら、できる限りの事をしたい。

僕がそう心掛ける事で、世界はめぐりめぐって、いつか世界のどこかで、僕の子ども達や、愛する人が、僕の仲間やトモダチが傷つき倒れている時に、天使か神様が手を差し伸べてくれる誰かを送ってくれるかも知れない。

だから、目の前の誰かのために心から全力で関われる人生を生きたい。

そしてそれは絶対に無駄ではないのだ。きっと世界はそのようにできているのだ。

トモダチのために、自分が大きな代償を払う事になった人が苦しむのを誰も見向きもしない。そんな世界はいやなのだ。

 

大人たちがそんな事やっていたらいけない。

子供達に

 

「正直者はバカを見るんだよ。」

なんてメッセージを送ってはいけない

マジで熱く生きる。

そんな大人の背中を見せて歩きたい。

 

何を見ても自己正義や力の欲求から、批判する人はいるだろう。色々な事情や都合があって、動けない人もいるだろう。

僕は胸に熱く感じたら、損得抜きに動ける若く青臭く熱い気持ちは絶対に失いたくない。

自分が損しない選択ばかりするのが、頭のいい大人のする事なら、若者が大人に失望し自分の未来に希望を失うのも納得だ。

今回、小泉元首相が、

アメリカ兵達によるトモダチへの恩返しに対して、何かをしたい。という気持ちに僕はこころを揺さぶられた。

人それぞれに役割があり、合理的な手段はこの世界のきっといい処世術なのだろう。

僕は、頭がいい人より資産に恵まれた人より、人生の希望と生きる理由を強く持つすごい人達にも沢山会ってきた。そして合理的イコール幸せではない事も沢山見てきた。

人生は「何を持っているかではなく、なぜその生き方を選んだか。」なのだ。

今回、僕は小泉元首相の、この活動に多少なりともかかわらせてもらう事になった。

アンソニー・ロビンズへの恩に報いたい、

色々な師匠たちの恩に報いたい。

一人でも絶望したティーンエイジャーが、

「損得抜きに、本気で熱く人に関わる大人ってかっこいいな。」「命って素晴らしいな、まっすぐで熱い生き方もしてみたいな」って思ってもらえたら嬉しい。

と思う気持ちからだ。

熱く生きる事や、恩に報いる事が、頭の悪いことで損な事だとしたら、そんな世界も変えてやりたい。

人生はそんなに悪くはないよ。

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もし、自分の娘や家族の命、仲間の命を救ってくれたトモダチがどこかで苦しんているのを知ったなら

その恩人を見捨てるような生き方はできない。

政治とかどこの国とか関係ないんだ。

心を熱くする、人間らしい衝動。

時にはムダに見える寄り道もあるし遠回りもある。

でも誇りに思える行動は、何一つ無駄じゃない。

それが僕がこのイベントに参加したいと思った気持ちなんだ。君も来ないか?

クリス岡崎

 

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詳細ページへ↓

http://prsai.com/koizumisan/charity/

日時

2016年11月16日(水)

開場18時~

開始19時~21時終了予定

場所:

東京都渋谷区代々木1-53-1(MAP)山野ホール

定員:先着1,000名

主催:日本のこれからを考える会

 

http://prsai.com/koizumisan/charity/