たとえば国語の先生が変わって突然成績が悪くなった生徒がいたり
よくなる生徒がいるってあるよね。

そうそう先生との相性だ。

でもその相性ってなんだ?

僕らが外部の刺激を五感を通して感じ、
脳で受け取り
感情に伝わり、体に伝わるまでに
いくつかのプロセスがある。

僕らが聞いた事や見たものを忘れるには理由がある。
なんでか知ってる?

まぁいいや、
とにかく五感から入ったものが
私たちの中で、フィルターを通して分類される。

初めてのものはすべてどのくらい好きかの好きレベルを判断しつつ
分類されていくのだが、
ここで例えば好きレベル10とか嫌いレベル10の体験やものは、
かなり忘れない。

好きレベル1~3とか嫌いレベル1-3あたりは、
かなり早めに忘れてしまう。

脳はおんなじものはなるべくおんなじラベルを貼って記憶容量を節約しようとするのだ。
なるべく同じフォルダにしまいたい。

そして過去の毎回の好きレベルの平均が少しずつ更新されていくのだが、
ある程度の時間が経つと、もう最初の判断が行われなくなって、

記憶した名前と好きレベルが変わらない状態になってくる。

ありゃりゃ。
なんだか小難しい話で始まってしまってごめんごめん。

つまり
その感覚、五感をまとめてAKVと言うのだが、
(以前はVAKと言っていたけれど、最近はAKV48にしている。おっと48は余分だ。)

A オーディオ 聴覚
K キネスティック 体感覚(触覚、味覚、嗅覚)
V ビジュアル 視覚

そして生徒たちにとっては、
学ぶ時に視覚的な学びが得意な人もいれば、
聴覚的な学びが得意な人もいるという事。

そして先生にとっても、
教える時に視覚的な教え方をする人もいれば、
体感覚的な教え方をする人もいる。

そして視覚的(図版や、グラフ、写真など)で学びやすい人は
視覚的に教える先生の授業は分かりやすいけど
聴覚的な教え方(論理的な説明を主にしゃべる事ですすめる先生)をする先生の話では
だんだん退屈でちんぷんかんぷんになってくるって事。

そうだ、あなたが英語が得意だったのは、たまたま英語を学ぶ事が何らかの形で
快感度8~10みたいな体験があったから。
という事もありえるけれど、

それと別にたまたまあなたの優先的な感覚がKの体感覚だったにもかからわず。
先生が聴覚タイプで、教え方と学び方のコンビネーションが悪かったのかもしれない。

エデュテイナーはクリス岡崎の造語であるが、
エデュケーションとエンターテイナーの両方を兼ね備えた、
どのタイプの生徒にも楽しめるエンターテイメント性の高い授業ができる
新時代の先生だ。

先生でも講師でもトレーナーでもファシリテーターでもいい
とにかく学びたい人と、その学びをサポートする人がいる所には
エデュテイナーが必要なのだ。

生徒の成績が芳しくなく退屈そうにしていて結局あまりテストでいい結果がでていないのは、
先生が自分の教え方のタイプに無知だからかもしれない。

あなたが、英語が苦手なのは、もしかしたら
単に先生と、入力の部分の視覚タイプ、聴覚タイプ、体感覚タイプのタイプが合っていなかった
だけなのかもしれない。

ちなみにその英語に関しては、4月に出る英語が30分ぐらいでできてしまう本に詳しく書いた。
それも、あなたのその感覚のタイプだけではなく、プロデューサータイプ、タレントタイプ、マネージャータイプ、スポンサータイプ、それぞれの学びやすい学び方も説明した。

だから、あなたが自分の得意な学び方のタイプを知ってその学び方を試すと、
今までに諦めたような学びさえも今度は今までの何倍もらくちんに学べたりするのだ。

うわ、今回は朝から長くなっちゃってごめん。
でも教育に関わる先生達や、もしかして将来誰かに何かを教える立場になる可能性のある一
あとは親になる可能性のある人はぜひ読んでおいてください。

学校で色々な強化を学ぶ前に学び方を教えてあげる必要あるよね。

本当に実感します。

質問:
あなたはどんな教え方をしてくれる先生から学ぶと
夢中になって、どんどん学べましたか?